
20代のころは、自分だけのために時間もお金も自由に使うことができました。
化粧品が大好きなので、興味のあるものは手当たり次第に購入して、飽きたら『ポイ!』なんてこともしていました。
その後、ライフスタイルが大きく変わり、前のようにはスキンケアやメイクに時間やお金をかけることはなくなりましたが、今の方がお肌や健康状態はよくなっています。
それは、生きる姿勢が変わったことと自分の心と体の声を聴いて向かい合えるようになったことによるものが大きいと思います。
生きる姿勢の変化
私は、年を重ねても、いつも美しくありたいという気持ちをいつも持っています。

『美しくあ』るという状態は、姿かたちの美しさや、いわゆる美魔女のような不自然な美しさではなく、年を重ねることによる変化を楽しみつつ、生き方、生きる姿勢、思考や発する言葉・行動、仕草、自分が施した仕事の完成物・・・などなど、自分や自分から発せられるものが、自分が客観的に見て『美しい』と言えるかという視点で、自分が『美しい』と思えるものを選択すること、いつも美意識を持って生きること、その積み重ねにより作られます。
つまり、私が考える美しさとは、その人の内面的な魅力や生き方の集大成なのです。
20代のころは、「今楽しければいい」「面倒くさいから今日はいいや」といった考えで何となく過ごしていても、若さと勢いでごまかすことができましたが、年齢を重ねるほどに、思考や生活習慣や生きる姿勢は、悲しくなるくらいに顔や体形に出てしまいますので、見えないところまで、本当に気を付けないといけないなと思う今日この頃です。
自分の心と体の声を聴いて、自分と向かい合うこと
日々の限られた時間を有意義に過ごすには、自分のやらなくてはいけないことと自分のしたいことのバランスを調整する必要があります。
「やりたいことはたくさんあるけれど、家事や仕事で忙しいからいつも後回し・・・」
「私は家族の犠牲・・・」
「俺は社畜だよ」
そういうことを言っている人で、「美しい」と思える人はお会いしたことがありません。むしろ、そういう人に限って、優先順位の付け方や時間の使い方が下手だったり、無駄なことが多かったりしませんか。
色々ともっともらしいことを言っているわりには、自分の置かれた状況から抜け出そうとせず、考え方が他力本願で、運任せ、人任せにしているから、不平不満が出てくるのです。

私ならこのように考えます。
「この問題を解決するにはどうすればいいか」
「今やっている無駄なことや不必要なことがないか」
「もっとシンプルに、効果的にする方法はないか」
「私が好きなことをする時間を取るために、この無駄とこの無駄をなくしたら、できるかな」
満足感の高い、充実した時間を過ごすには、まずは、自分に必要のないことを『捨てる』こと、それから、目的を決めて、そこにたどり着くための工程をシンプルかつ効果的なものにすること、そして矛盾するようでもありますが、自分が嫌だと思うことや気乗りしないことはやらないことが肝要。
そのためには『自分』と向き合うこと、具体的には、自分はどういう気持ちでどういうことをしたいのかを考えて行動することが必要です。
シンプルかつ効果的に美しくなるための手段
色々な方法がありますが、私は、
- 化粧品よりも、食べるものと生活習慣の健全性を重視
- 化粧品のアイテムは、基本的なものだけにして、丁寧にしっかりと効果的に使うこと
- 自分の気持ちとお肌といつも向き合うこと
を大切にすることにしています。
これから、何回かに分けて、ご紹介できたらと思っています!
ひとこと
美しさは、健全な精神と肉体に宿ります。
いつも美意識を持って、美しくありたいですね!