スキンケア総論~スキンケア基本のき~

日本には四季がありますので、季節によって肌を取り巻く環境が違います。

女性のお肌はとても繊細で、環境によって、お肌のコンディションが左右されがちです。

お肌のベストコンディションを保つには、まず

  • お肌の仕組みについて知ること
  • 適切なケアを知ること

が、大切です。

お肌の構造と働き

早速ですが、こちらはお肌の断面図です。

引用元:dprogramHP https://www.shiseido.co.jp/dp/column/vol6.html

ちょっと気持ち悪いですね(笑)

まず、お肌には

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

の3層構造となっています。

お肌の3層について

表皮は、お肌の美しさや透明感を左右する層で、さらに、上から

  • 角質層(かくしつそう)
  • 顆粒層(かりゅうそう)
  • 有棘層(ゆうきょくそう)
  • 基底層(きていそう)

という4層構造となっています。

よく聞く、「ターンオーバー」は、この表皮で行われており、一番下の基底層でお肌の細胞が生まれ、28日のサイクルを経て、一番上の角質層に上がってくることを繰り返しています

角質層の一番上の層まで上がってきたお肌の細胞は、使用済みということで、剥がれ落ちます。これは、いわゆる「垢」のことです。

こうして、毎日毎日お肌は生まれ変わり続けているのです。

次に、真皮ですが、こちらはお肌のハリと弾力に関わる層です。

真皮には、コラーゲンエラスチンという弾力細胞が存在しますが、これらが衰えて来ると、ちょうどベッドやソファのスプリングが壊れてしまうと沈み込んでしまうように、お肌も沈み込んでしまいます。

こうしてシワやたるみができてしまうというわけです。 

また、真皮から皮下組織にかけて毛細血管が張り巡らされていて、栄養や酸素がこの毛細血管を通してお肌に届けられています。

最後に皮下組織ですが、こちらは筋肉や皮下脂肪といった組織が存在しています。

汗腺と皮脂腺について

先程の肌の断面図に

  • 汗腺
  • 皮脂腺

という器官があります。

その名の通り、汗腺は汗を作って排出する器官、皮脂腺は、皮脂を作って排出する器官です。

汗や皮脂、というとどちらかといえば嫌われるようなイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は、お肌の潤いを保つのに、重要な働きをしています。

先ほどの表皮の表面、図にはありませんが、角質層の上に『皮脂膜』というものがあるのが理想。

これは、角質層が保持している潤いや汗といった水分と、皮脂腺から分泌される油分が絶妙なバランスで混ざりあった膜で、これが、外的な影響からお肌を守ってくれています。 

この皮脂膜の質により、お肌の状態と将来のお肌が決まると言っても過言ではありません!

上質な皮脂膜を作るためのスキンケア 

それでは、上質な皮脂膜をつくるためには、どのようなケアが必要なのでしょうか。

基本的なアイテムとお手入れの流れは、

①クレンジング

②ソープ洗顔

③化粧水

④乳液

の順です。 

①クレンジング②ソープ洗顔をまとめてW洗顔、③化粧水④乳液を合わせてW保湿と言ったりもします。

W洗顔について

W洗顔の目的は、毛穴とお肌の表面を清潔に保ち、ニキビなどのお肌トラブルを防いだり、その後に使用する化粧水と乳液の効き目をアップさせることなどです。

よくクレンジングと洗顔が一つになっている化粧品や、拭き取りのクレンジングシートがありますが、確かに手軽ではありますが、毛穴は意外と深いので、毛穴の奥に入り込んだ皮脂やファンデーションなどを落とし切るのは非常に難しいです。

W保湿について

W保湿の目的は、お肌の潤いと油分を適切に保ち乾燥からお肌を守ったり、毛穴を引き締めたりすることです。

よく、「化粧水は使うけれど、乳液は使わない」という方がいらっしゃいますが、あまりおすすめしません。

乳液は、よく知られている「化粧水が逃げないようにする蓋の役割」以外にもお肌を柔らかくしなやかにする働きがありますので、化粧のりや透明感が変わってくるのです。

なので、ベタベタが嫌いという方は、さっぱりしたテクスチャーのものを選ぶなどしてでも、乳液は必ず使用することをおすすめします!

ひとこと

今回はスキンケアの基本のき、についてお話いたしました。

次回から、具体的なアイテムと、お手入れ方法についてお話していきたいと思います。