
以前、周囲の人が『魔性の女』と認める女性のお話をしました。
私の友人に、周囲の人が『魔性の女』と認める女性がいます。 (本人には自覚なし) その『魔性の女』、Mは、私の高…
結婚してバリバリ仕事をしている現在も、彼女のファンがたくさんいます。
彼女は高校以来の友人なのですが、本当に素晴らしい女性。
長いお付き合いの友人なのですが、私は彼女を尊敬するとともに、ときに、
「一方の私は、このままで大丈夫なのかなぁ?」
と思うこともありました。
その時の私には、本物の自信がなかったのです。
そもそも、本物の自信とは?
自分を信じると書いて、『自信』。
「私は、これで大丈夫?」と思う状態を『自信がない』というのだとしたら、『自信がある』状態は、「今の私は、このままの私で大丈夫」と思える自分でいることをいうのだと、私は思います。
では、どうしたら「今の私は、このままの私で大丈夫」と思えるようになるのでしょうか。
まず自分の在り方を決める
明治維新に活躍した人物を多く輩出した松下村塾を開いた吉田松陰は、「まず志を立てよ」と言ったそうです。
吉田松陰先生語録2
夫(そ)れ志の在る所、気も亦(また)従ふ。志気の在る所、遠くして至るべからざるなく、難くして為すべからざるものなし。
語録1と同じく17歳の松陰先生が、学友松村文祥の旅立ちの時に贈った言葉です。志があればどんなに目標が遠くとも達成できる、とおっしゃっています。
引用元 松陰神社HP http://shoin-jinja.jp/smarts/index/56/)
『志』とは、『目標』や『なりたい自分の姿』に置き変えるとイメージしやすいのかなと思います。
子供の頃を思い返すと、
「しょうらいは、〇〇になりたいっ!」
と、自分はそれに絶対なれると無邪気に信じていました。
それなのに、大人になる過程で現実との折り合いがつけられなくなり(いわゆる挫折…)、その自信をどこかに置いていってしまったこともありました。
「まずはイメージすることが大切」
と誰かに言われて、なりたい自分を想像しようとしたのですが、一人で照れてしまい、
「いやいやいや…(照)」
となりたい自分像を全力で否定してしまったり(笑)
自信が持てないうちは、そんなものです。
ですが、自分の内に秘めているだけなら、もっと図々しくなって、どんどん想像してください。
吉田松陰先生が仰るとおり、自分が本当にしたいことや好きなこと、ありたい姿などを、詳細に描けると、目標にぐっと近づけることは確かです。
成功者たちも、同様のことを仰る方が多いです。
私も、まだまだ修行中ではありますが、小さな「〇〇したい」をたくさん叶えることができました。
そして、小さな「〇〇したい」をこなすうちに、いつの間にか、初めの目標が達成できていたという経験もたくさんすることができています。
小さな目標達成を繰り返しながらの、大きな目標達成をするまでのプロセスがわかってからは、その過程を楽しむことができるようにもなりました。
目標を達成するまでのプロセス
まずは、目標達成するべき現在の自分のあるべき姿を決めること
私も、初心者?の頃は、自分に自信なんてありませんでした。
でも、
「自信のない今の自分でできることをとにかくやってみよう!」
そして
「やるからには、とことん楽しもう!」
という気持ちで、とにかく行動することが大切です。
でも行動するまでの勇気が出ない…
それ、よーくわかります。
その場合は、目標達成するに相応しい自分に今変わるにはどうしたらいいかを考えてみるとよいと思います。
目標達成をした自分を想像してみましょう。
きっと、誇らしい気持ちで、自分を自分で褒めてあげたいような気持ちだと思います。
さて、あなたは、目標達成したときに、あなた自身にどのような言葉で褒めてあげると思いますか?
例えば、「モテモテな私」を目標にしたとしたら…
モテモテになった私は、今の私が客観的に見て、きっと、
●惚れ惚れするほどの美人
●髪がきれい
●肌もきれい
●いい匂いがする
●お洋服もおしゃれ
●相手の気持ちを考えて、適切な言葉を選んで話している
●自分の好きなことに打ち込んでいる
●仕事もうまくいって、収入も多くなっている
などなど…
そういう自分であるに違いありません。
(欲張りすぎ?いいんです、人に言わなければ(笑))
そのエッセンスを今の自分にインストールする方法
目標を達成して、自分で自分を褒めてあげるときに
「さすが私。〇〇して、本当に頑張ったもんね〜」
と褒めると思うのですが、〇〇の部分に入る言葉がどんな言葉になるかを考えるとイメージしやすいのかなと思います。
〇〇の部分に入る言葉の例を「」内に書いてみました。
●惚れ惚れするほどの美人
→「自分が客観的に見て、今の自分を美人と思うためにはどうするかを考えて、ダイエット、顔筋トレーニング、不平不満ばかり思考を止めて、キレイな思考ができるよう心がけ、きれいな言葉を口にする、悪口や批判的なことを言ったりしない、など行動を」
●髪がきれい
→「美容室でトリートメントする、ヘアオイルをつけて家でもつややかでしっとりした髪になるようなケアを」
●肌もきれい
→「食べ物に気をつけて、スキンケアに力を入れ足し、よく眠ったり」
●いい匂いがする
→「身体やお洋服を清潔に保ち、よい香りを身にまとうように」
●お洋服もおしゃれ
→「自分が着たい服を自分が似合うように着る、オシャレな友人に相談してみたり」
●相手の気持ちを考えて、適切な言葉を選んで話している
→「言葉を発する前に、思い付いた言葉を発したら相手がどう思うか、そのことによって自分にどのような影響が及ぶかまでを考えて、納得した言葉だけを厳選して発したり」
※一度発した言葉は、取り消すことができないので、言葉に責任を持つようにした方がいいことは確かです。
●自分の好きなことに打ち込んでいる
→「やりたいことがない場合、思い付いた『やりたいこと候補』を手当たり次第やってみたり」
(そうすることで、やりたいことが見つかったりする。)
●仕事もうまくいって、収入も多くなっている
→「礼節を重んじ、義理人情を大切に」
さて、私は何をしたらいいの?
もう答えは出ていますよね。
あとは、〇〇に入った言葉を行動に移すだけ。
そして、一回ぽっきりではなく、常にそうあるように行動し続けるだけです。
そう考えると、なんだか何でも出来そうな気分になりますよね!
自信の付け方まとめ
前述魔性の女Mに、先ほどの話をしたところ、
「私も同感!というか、私がやってることバレてた?恥ずかしい〜♡」
と言っていました(笑)
行動に移すにはちょっとした勇気が必要かもしれませんが、誰でも初めは自信なんてありませんし、自信のない自分からのスタート。
(初めから根拠なき自信があるのだとしたら、それは、自信ではなく、『過信』です。)
ドキドキしながら始めてみて、不安になったら立ち止まり、確認し、軌道修正が必要ならまた考えて、行動する…PDCAサイクルをひたすら繰り返し、小さな目標を達成するうちに、
「全然自信なかったのにできちゃった…私すごいかも」
と、少しずつ自分を認めてあげることができるようになってきます。
自分で褒めてあげられるような自分であり続けることが『本物の自信』だと、私は思います。
自信は行動の産物。どんどんPDCAサイクルを回しましょう。